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「姿勢を良くしよう」と頑張ってきた方に起きた変化


こちらはアレクサンダーテクニークと声楽の24回モニターコースを受講中の生徒さんです。

(60代後半男性)


左は初回歌レッスン時、

中央はアレクサンダーテクニーク(AT)1回目レッスン前、

右はAT2回目レッスン後の写真です。


写真の黄色い線は、首の後ろのラインを分かりやすくするために入れています。

(角度の変化が分かりやすくなっています)


この方はATを始める前に、すでに歌のレッスンを6回受講されていました。


私の歌のレッスンには、アレクサンダーテクニークの考え方や身体の使い方が含まれています。

そのため、本格的なATレッスンを受ける前の段階でも、すでに身体には変化が現れ始めていました。


実際に、初回歌レッスン時とAT1回目レッスン前を比べるだけでも、首の後ろのラインや全体の印象が変わっていることが分かります。


そしてATを本格的に始めたことで、その変化はさらに大きくなりました。


AT2回目レッスン後の写真では、首の後ろのラインの角度や身体全体の印象がさらに変化しています。



ところで、この方は以前から姿勢を良くしたいと思い、さまざまなことを試されていたそうです。


例えば、


・後ろで手を組む

・胸を張る

・姿勢を意識する

・おなかを引っ込める


などです。


きっと多くの方にも心当たりがあるのではないでしょうか。


しかし、私たちは「良い姿勢になろう」と頑張るあまり、知らず知らずのうちに新たな力みや癖を身につけてしまうことがあります。


この方も決して怠けていたわけではありません。

むしろ真面目に改善しようとしていたからこそ、様々な工夫を積み重ねてこられたのです。


アレクサンダーテクニークでは、新しい姿勢を作ることを目指しません。

まずは、自分が無意識に行っている不必要な力みや習慣に気づき、それをやめていきます。


私はレッスンの中でよく、


「何かを足すのではなく、余計なことをやめる」


というお話をしています。



実は、この方から興味深いご報告もいただきました。


以前は朝起きたときに、首から上部の背骨にかけて痛みが出ることがあったそうです。

ところが、AT1回目のレッスン後から、その痛みが現れなくなったとのことでした。


また、以前は整体にも通われていたそうですが、施術直後は楽になるものの、翌日や翌々日にだるさが出ることがあったそうです。


一方でATのレッスン後には、そのようなだるさはなく、むしろ今まで感じていた痛みが軽減したとのことでした。


これは、アレクサンダーテクニークがマッサージや整体のように身体へ直接圧力を加えるものではないからです。


身体を外側から変えようとするのではなく、自分自身の使い方を見直していく学習だからです。


まだ24回コースの途中ですが、すでに興味深い変化が現れ始めています。


これからさらに身体の使い方が洗練されていくことで、声だけでなく、日常生活にもどのような変化が現れるのか、私自身とても楽しみにしています。


もしあなたも、


「姿勢を良くしようと頑張っているのに楽にならない」

「肩や首の緊張がなかなか取れない」

「もっと自然に声を出したい」


そう感じているなら、必要なのは新しい努力ではなく、今まで無意識に続けてきた余計な頑張りを手放すことかもしれません。

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