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首や肩の力みが抜けると、声はここまで変わる

更新日:4月8日

現在、アレクサンダーテクニークと声楽のレッスンを受けてくださっている方の変化をご紹介します。


もともとこの方は、首や肩まわりに無意識の力みが入りやすい状態でした。

その影響で、声もやや押すような出し方になりやすく、喉に負担がかかっている印象がありました。


アレクサンダーテクニークでは、立つ・座るといったシンプルな動作を通して、身体の使い方を見直していきます。


こうした日常的な動きの中には、その人の無意識の癖がそのまま現れるため、基本的な動作から、余計な力みや動きを一つずつ手放していきます。


レッスンを重ねる中で、4回目のレッスンではとても印象的な場面がありました。

立ち上がったあとに、ご本人がふと「今、なんで立ったんだろう」とおっしゃったのです。


それまでは、まだ身体のバランスがとれておらず、立ったり座ったりの動作のなかで、身体の方向性が部位によって定まっていませんでした、それが筋肉の力みや意識的なコントロールにつながっていたのですが、このときは余計なことをせず、バランスがとれ脱力した自然な状態の中で身体が方向性で動いていた状態でした。


そのおかげで、首や肩まわりの緊張が抜け、声も無理なく出せるようになり、喉の締まりが少なくなってきました。


そして5回目のレッスンでは、身体の中心に一本の軸が通ったような安定感が生まれ、立つ・座るといった動きの中でも、ブレずにスムーズに動けるようになってきました。


体幹が自然に働き、身体全体のバランスが整ってきた状態です。


実は、身体の動きは筋肉で無理に動かすものではなく、身体の方向性が整い、余計な力みが取り除かれることで、とても軽やかに動けるようになります。


声も同じで、力んで出すものではなく、身体に無理のない状態が整い、声の通り道ができることで、自然に出るようになっていきます。


声を出すためには、目に見えない身体の中の多くの筋肉が関わっているため、すぐに安定するものではありませんが、一つひとつの気づきを積み重ねることで、少しずつ確実に変化していきます。


(左)初回レッスン前:パーツによって方向性が違うため、バランスを取るために、どこかに力みが入っている状態。


(右)5回目レッスン時:身体全体の方向性が一致し始め、無駄な力みが減りバランスがとれた状態。


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