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「先生、舌が勝手に動きます!」~気付くことから全てが始まる~
レッスン中、生徒さんが鏡を見ながら、困った顔で言いました。
「先生、舌が勝手に動きます!」
私は笑顔で答えました。
「いい気づきです!」
生徒さんは少し驚いた表情。
「動いてしまうのに、いい気づきなんですか?」
そう思ったかもしれません。
実は、一音だけを出す練習では、舌を落ち着かせることができていました。
ところが、歌になった瞬間…。
舌が勝手に動き始めたのです。
もちろん、生徒さんは舌を動かそうと思っているわけではありません。
だからこそ、
「先生、舌が勝手に動きます!」
という言葉が出てきました。
でも、私はこの言葉を聞いて嬉しくなりました。
なぜなら、大きな一歩だからです。
多くの人は、自分が舌を動かしていることに気づいていません。
気づいていないものは、変えることができません。
でも、
「勝手に動いている。」
という事実に気づいた瞬間から、初めて改善へのスタートラインに立つことができます。

AI IMAI
7月11日読了時間: 2分


「マスケラに響かせて!」と言われても・・・
「マスケラに響かせて!」と言われても・・・
「あー、だから出来なかったのか・・・」
先日のレッスンで、生徒さんがぽつりと言いました。
その方は、声が思うように出ず、藁にもすがる思いで私のところへ来られた方です。
現在、アレクサンダーテクニークと声楽の24回モニターコースを受講中で、先日10回目のレッスンが終えたところです。
この数か月、私たちは声そのものを変えようとするのではなく、身体の使い方から見直してきました。
首や肩の力み。
舌や喉の緊張。
呼吸を邪魔している習慣。
そういったものを少しずつ改善していった結果、最近になって声が大きく変わり始めました。
以前とは比べものにならないほど響くようになり、豊かな中低音が魅力になってきました。
だいぶアレクサンダーテクニークが身についてきたので、先日のレッスンではアレクサンダーテクニークの考え方の一つである
エンドゲイニング(End-gaining)
についてお話ししました。

AI IMAI
6月15日読了時間: 4分


「先生、歌もやってみようかな♪」~85歳の新しい挑戦~
「歩くのが少しでも楽になればいいな。」
今年の初め、85歳の女性がアレクサンダーテクニークのレッスンを始められました。
40代の頃の手術の影響で足が扁平足となり、長年歩きづらさを抱えてこられたそうです。
歩くと足が痛くなる。
転ぶのも心配。
外出もだんだん億劫になってきた。
だからこそ、
「いつまで生きるかわからないけれど、生きている間は健康でいたい。」
そんな思いで、週1回のレッスンを始められました。
最初の目標は、とても現実的なものでした。
少しでも歩きやすくなればいい。
転倒予防になればいい。
それだけでした。
歌の話は一度も出てきませんでした。
レッスンを重ねるにつれて、少しずつ変化が現れ始めました。
歩くことへの不安が減ってきた。
散歩が楽しくなってきた。
外出する機会も増えてきた。

AI IMAI
6月14日読了時間: 3分


首や肩の力みが抜けると、声はここまで変わる
レッスンを重ねる中で、4回目のレッスンではとても印象的な場面がありました。
立ち上がったあとに、ご本人がふと「今、なんで立ったんだろう」とおっしゃったのです。
それまでは、まだ身体のバランスがとれておらず、立ったり座ったりの動作のなかで、身体の方向性が部位によって定まっていませんでした、それが筋肉の力みや意識的なコントロールにつながっていたのですが、このときは余計なことをせず、バランスがとれ脱力した自然な状態の中で身体が方向性で動いていた状態でした。
そのおかげで、首や肩まわりの緊張が抜け、声も無理なく出せるようになり、喉の締まりが少なくなってきました。
そして5回目のレッスンでは、身体の中心に一本の軸が通ったような安定感が生まれ、立つ・座るといった動きの中でも、ブレずにスムーズに動けるようになってきました。
体幹が自然に働き、身体全体のバランスが整ってきた状態です。

AI IMAI
4月6日読了時間: 2分
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